Botanical lab アロマエッセンシャルオイル ティトゥリー 10ml セラピーグレード アロマテラピー
ティートゥリー 樹木系
Tea Tree(Ti-tree)
植物データー
原料となる植物/ティートゥリー
学名 Melaleuca alternifolia
科名 フトモモ科
おもな産地 オーストラリア、中国
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
オーストラリアで湿地帯を好む、樹高7mほどまで成長する常緑高木。整腸が早く1~1.5年で収穫が可能。細長い羽毛のような葉を持ち、黄色又は紫色の花が咲く。ニュージーランドに育成しティトゥリーと呼ばれているマヌカは、同じフトモモ科でも属名が異なり、ティトゥリーとはまったく異なる植物。
精油DATA
採油方法 葉の水蒸気蒸留法 精油の色
揮発度 トップノート
香りの強さ 強
香りの特徴
スッキリとしたクールな香り。 無色
使い方 主な使用方法
擦り傷、切り傷用のクリームに使う。
オススメブレンド どの精油とも相性がいい。レモン、ラベンダーとブレンドする抗菌スプレーは重宝する。
こんな時にオススメ
ウィルス性疾患の予防、アレルギー、湿疹、乾燥、虫刺されによる痒み、呼吸器系のケアに。気持ちをリセットしたいとき。
並外れた抗ウイルス、抗菌、抗真菌作用があるため、風邪、インフルエンザ、膀胱炎、口辺ヘルペスなどの中でも特にウイルスが原因となる症状に役立つ。予防としては、ティトゥリーを一滴いれた水でうがいをする。歯肉炎、口内炎、虫刺されやアレルギー疾患の皮膚の痒みには、原液を一滴塗布する事で即効性を実感できる。狭い範囲なら原液塗布できるため、蚊や虫に刺された場合に患部に直接塗ると痒みや赤みを抑えられる。外出時に一本持っておくと便利な精油の一つ。イカリやヒステリーなど高ぶった神経を落ち着かせリセットする。免疫力が低下した状態が続くと、集中力、記憶力が低下するが、樟脳に似たようなスッキリとした香りは脳の中枢神経に働きかけ、脳をクリアにし頭脳を明晰化する作用がある。
精油の働き
心へ 1傷ついた心を癒し、リフレッシュさせる。
2気持ちを落ち着かせ冷静に物事に取り組ませる
体へ 1気管支系の痛みや炎症をやわらげる。
2感染症を防ぐ
肌へ 1やけど、日焼けによる炎症を鎮める
2 ニキビ、虫刺され、切り傷の治りを促す。
オーストラリアの先住民を守ってきた
万能精油
この木は古くから、オーストラリアの先住民族アボリジニ族の人たちが、感染症や傷などさまざまな症状に効果のある万能薬として使ってきました。イギリスの探検家キャプテン・クックは、彼らがこの葉をお茶に用いていたことから、「ティートゥリー」という名でヨーロッパに紹介しましたが、いわゆる「チャノキ」とは無縁の植物です。
精油は高い抗菌力をもち、免疫力を高める働きがあることで知られ、ラベンダーと並んでよく使われる精油の一つです。ティートゥリーの効力の科学的証明は、オーストラリアのペンフィールド博士により、1925年に発表されました。強大な抗菌力をもつと同時に肌に対する刺激性も比較的少ない天然の消毒薬として、世界中に広まったことでも知られます。また、近年は花粉症やインフルエンザ対策に役立つことで注目を集めています。
【主な作用】
抗ウイルス、抗菌、抗真菌、抗カタル、発汗、抗掻痒、抗炎症、免疫強壮、神経強壮、鎮静、瘢痕形成、頭痛明晰、うっ滞除去
【主な成分】
モノテルペンアルコール類:テルピネン-4-オール 30~45% モノテルペン炭化水素類:γ-テルピネン 15~20%、α-テルピネン 5~10%、パラシメン ~15% オキサイド類:1.8シネオール 2~10% セスキテルペン炭化水素類:α-フュムレン ~5%
そのほか、リモネン、p-サイメンなど微量成分が含まれている。
※主成分のテルピネン-4-オールには、抗菌、抗ウイルス、抗真菌作用が高く、呼吸器系の感染症にすぐれた作用を持つ。γ-テルピネン、α-テルピネンには、粘膜保護作用や静脈を強壮する作用がある。グリーンにほんのりフローラルな香りが特徴。
【相性の良い精油】
オレンジ・スイート、サイプレス、マンダリン、ユーカリ、ラベンダー、レモン、ローズマリー
【B/F&ノート】
B・F:2
ノート:ミドル
【使用上の注意】
刺激性があるため、低濃度での使用がおすすめ。
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
|
ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
|
心身をリラックスさせる
鎮静作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
|
胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
|
細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
|
つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
|
自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
|
炎症を抑える
抗炎症作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
|
ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
|
皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
|
天然の虫除け効果
虫除け作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
|
尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
|