Botanical lab アロマエッセンシャルオイル ラベンダー10ml セラピーグレード アロマテラピー
ラベンダー フローラル系
Lavender
植物データー
原料となる植物/真正ラベンダー
学名 Lavandula officinalis,Lavandula angustifolia,Lavandula vera
科名 シソ科
おもな産地 イギリス、イタリア、オーストラリア、日本、フランス、ブルガリア
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ラベンダーは種類が多く、ラベンダーの精油というと一般的にはLavuxandula angustifolia/officinalisのことで、酢酸リナリルの含有量が一番多いことが特徴。水はけのいい石灰質の山岳地帯に育つ多年生低木。
精油DATA
採油方法 花と葉の水蒸気蒸留法 精油の色
揮発度 トップ~ミドルノート
香りの強さ 中
香りの特徴
やわらかで軽い、さわやかな花の 淡黄色
香り。ややウッディーな香りを含む。
使い方 主な使用方法
芳香浴、マッサージ、吸入、湿布、沐浴と、すべてに利用できる。
オススメブレンド どの精油とも相性がいい。
こんな時にオススメ
疲れて胃腸の調子が悪い時や寝つきが悪いとき。緊張や心配事があり心に落ち着かせたいとき。うっかり日焼けや切り傷を負ったとき。体力を回復したいとき。
応急処置として原液一滴を患部に塗布すると、痛みの変化を実感できる。運動のあと、レモングラス、マージュラムとブレンドしてトリートメントすると、筋肉痛予防にもなる。疲れて体調がすぐれないときなどには、ラヴィンサラ、ニアウリ、ティートゥリーや柑橘系などとブレンドしたオイルでトリートメントか芳香浴をするといい。
スキンケアとしても幅広く使える精油。鎮静、細胞成長促進作用があるので、日焼け後のほてりをしずめ、ターンオーバーを促す。ターンオーバーしにくいくすんだ肌には、定期的にフランキンセンス、ローズウッドとブレンドしたオイルでトリートメントする。打撲痕には、マージュラム、レモンとブレンドして、やさしくオイルを擦り込む。
自律神経のバランスを整え、不安定な感情を正常な状態に戻してくれる。そうすることで自然と臓器や呼吸などの不調が整う。感情や体調のコントロールをしたいときは、調整するのが得意なベルガモット、フランキンセンスとブレンドするといい。日常的に使用することで、さまざまな不調を整え、心のバランスを整えることができる。
精油の働き
心へ 1 緊張やストレスをやわらげ、眠りを促す。
体へ 1頭痛、月経痛、筋肉痛の痛みをやわらげる。
2 血行を促し、リンパの流れをよくする。
肌へ 1日焼けによる炎症を鎮め、やけどの治りを促す。
2 ニキビ、虫刺され、水虫などを改善する。
アロマテラピーが生まれるきっかけとなった、
リラックスと安眠を誘う精油の代表
穏やかで心地よい、万能なフローラルハーブ
ラベンダーは、多くの国で、多くの人に親しまれており、アロマテラピーの中では一番といっていいほど活用されている香りです。
ラベンダーは花の香りのように、フローラルな印象を持っていますが、シソ科の植物であり、抽出部位は葉・花で、ハーブの一種になります。ハーブの香りの中で、もっともフローラル感があるのが、ラベンダーです。20世紀初頭、リネ・モーリス・ガットフォセがやけどの手当に使うと、傷の治りが早かったことから、植物の精油に薬効があることを本にまとめ上げました。その本から、アロマテラピーという言葉が生まれ、「原点」とされる精油です。すぐれた鎮静作用があり、不眠、抗うつなどに用いられるほか、血圧の降下・鎮痛・殺菌・消毒・抗炎症作用もあり、感染症や虫刺されにも役立ちます。刺激もおだやかなため、安全で使いやすい精油とされます。
ラベンダーは多品種で、精油もそれぞれ成分や作用、香りが異なります。代表種L.angustifoliaは「真正ラベンダー」と呼ばれ標高800m以上の高地に生育する種。この名はラテン語「lavo(洗う)」に由来し、もともとはプロバンスの高地に自生していたものを羊飼いが刈り、グラースの香料会社に売っていましたが、需要の高まりとともに大量に栽培されるようになりました。
【主な作用】
鎮静、鎮痛、抗痙攣、抗炎症、抗ウイルス、抗菌、抗真菌、抗うつ、自律神経調整、血圧降下、免疫・神経強壮・瘢痕形成、細胞成長促進
【主な成分】
エステル類:酢酸リナリル 40~50%、酢酸ラバンジュリル 5% モノテルペンアルコール類:リナロール 30~45%、テルピネン-4-オール ~5%、ラバンジュロール ~5%、ボルネオール ~5%
モノテルペン炭化水素類:α-テルピネン ~10%、リモネン ~2% オキサイド類:1.8シネオール ~5% ケトン類:カンファー ~5%
そのほか、多数の微量成分が含まれている。
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※鎮痛、鎮静作用のある酢酸リナリル、リナロールが多いが、神経毒性を含むボルネオールやカンファーも含まれるため、長時間の使用や妊娠中の使用はできない。
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※エステル類、モノテルペンアルコール類には、鎮静作用、血圧降下作用がある。
【相性の良い精油】
オレンジ・スイート、カモミール、クラリセージ、ジャスミン、ゼラニウム、レモン、ローズマリー
【B/F&ノート】
B・F:7
ノート:ミドル
【使用上の注意】
妊娠初期・分娩前後の使用は控え、妊娠後期・授乳期間中は半分の濃度で使用。
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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