Botanical lab アロマエッセンシャルオイル ローズマリー10ml セラピーグレード アロマテラピー
ローズマリー ハーブ系
Rosemary(cineole)
植物データー
原料となる植物/ローズマリー
学名 Rosmarinus officinalis
科名 シソ科
おもな産地 アメリカ、イタリア、スペイン、チュニジア、フランス、ポルトガル、モロッコ
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原産国は地中海だが、現在は日本を含めた世界各地で生育している。肉の臭みを消すスパイスとして、料理にも幅広く使用されるハーブ。
精油DATA
採油方法 全草の水蒸気蒸留法 精油の色
揮発度 ミドルノート
香りの強さ 中~強
香りの特徴
強い樟脳のような、フレッシュで、 淡淡黄色
すがすがしいグリーンの香り。
使い方 主な使用方法
肩こり、筋肉痛をやわらげるトリートメントオイルに。
オススメブレンド どの精油とも相性がいい。
こんな時にオススメ
集中力をアップさせたいとき。やる気がなかなか起きないとき。風邪の引きはじめや呼吸器の症状に。毛穴を引きしめスッキリとさせたいとき。
ほかのローズマリーと作用は似たものも多いが、1.8シネオールが主成分となるので、喉や淡など風邪の症状にいい。体液循環を促すので、朝低血圧でやる気がなかなか起きないときや貧血気味にはジュニパー、レモンとブレンドし芳香浴するのがおすすめ。肝臓強壮作用は、生活習慣病予防にもとても役立つ。
収斂作用があるので、たるみや毛穴の開きが気になる場合に、ゼラニウム、パルマローザ、キャロットシードなどとブレンドするといい。首や肩の凝りがある場合は、特に顔・首・肩・デコルテをああわせてトリートメントすることで、筋肉の凝りをほぐし体液循環がアップするので、血色がよくなりふっくらとした肌へと導くことができる。
リラックスしながら同時に活性化することができる精油のひとつ。やりたいことがはかどらないときや集中したいときには、緊張感をほぐしながら気持ちを高めることができるため、試験や会議などを準備しているときに使用するのもおすすめ。精神を高揚させるハーブと考えていたギリシア人は、ローズマリーを光の神アポロンに捧げていた。
精油の働き
心へ 1脳に刺激を与え、眠気を覚ます。
体へ 1頭痛、偏頭痛、軽いめまいをやわらげる。
肌へ 1 肌のたるみやむくみを解消する。
2 フケを抑え、毛髪の成長を促す。
集中力と記憶力を高める、すがすがしい香りが魅力。
若返りのハーブとしても有名
認知症予防や若返り(アンチエイジング)脳を活性化させ、集中力と記憶力を高めるとされる精油です。精油には約8種類のケモタイプがあります。その中でも、香りがおだやかなベルベノン、刺激が少なくスッキリとした香りで抗菌作用があるシネオール、刺激的でシャープな香りで筋肉痛解消に役立つカンファー、の3種類が有名です。
ローズマリーは長い歴史をもつため、非常に多くの逸話があります。学名はラテン語で「海のしずく」という意味。聖母マリアが青いマントでその花を青く変えたところから「マリア様のバラ」と呼ばれます。なかでも「ハンガリアン・ウォーター」の逸話は有名。
14世紀のハンガリーのエリザベート1世がローズマリーを主成分とする痛み止めの化粧水を使ったところ、若々しさを取り戻したため、この水は「若返りの水」と呼ばれたそうです。髪によいとも伝承されています。
【主な作用】
精神強壮、鎮静、鎮痛、循環器強壮、肝臓強壮、健胃、消化促進、利尿、体液循環促進、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、抗炎症、去痰、頭脳明晰化、収斂
【主な成分】
オキサイド類:1.8シネオール 50~70%
モノテルペン炭化水素類:α-ピネン 10~20%、β-ピネン 10% ケトン類:カンファー 2~10%
モノテルペンアルコール類:ボルネオール ~5%、リナロール ~5%
そのほか、若干の微量成分が含まれている。
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※主成分となる1.8シネオールは、粘液を溶かす去痰作用があるので、痰や咳の炎症など呼吸器系疾患に良い。
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※ボルネオールには、神経毒性がある。
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※カンファーには中枢神経興奮作用、神経毒性痙攣作用がある。
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※α-ピネン、β-ピネンには皮膚・粘膜刺激特性がある。
【相性の良い精油】
グレープフルーツ、シダーウッド、ゼラニウム、バジル・リナロール、ペパーミント、レモングラス
【B/F&ノート】
B・F:2
ノート:ミドル
【使用上の注意】薬を内服し血圧が安定している場合は使用可。敏感肌の人は低濃度で使用すること。
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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