Botanical lab アロマエッセンシャルオイル ペパーミント10ml セラピーグレード アロマテラピー
ペパーミント ハーブ系
Peppermint
植物データー
原料となる植物/ペパーミント
学名 Mentba piperita
科名 シソ科
おもな産地 アメリカ、イギリス、イタリア、インド、オーストラリア、スペイン、中国、ブラジル、フランス
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背丈30~100cmの多年草。白や紫色の花が咲き、精油は葉と花から抽出される。多くの栽培量があり、ペパーミントはスペアミントとウォーターミントの交配種と考えられている。世界中の温暖な地域で見られ、アメリカ産のものは産地によって香りに特徴があるといわれる。
精油DATA
採油方法 葉の水蒸気蒸留法 精油の色
揮発度 トップノート
香りの強さ 強
香りの特徴
スーッとしたメントールの香り 無色
使い方 主な使用方法
沈痛のボディオイルに。
オススメブレンド どの精油とも相性がいい。
こんな時にオススメ
落ち込みや高揚感が続くなど、感情が定まらないとき。暴飲暴食で胃腸の調子が不調なとき。捻挫や打撲などの応急処置に。
呼吸器系の症状には、マグカップに一滴垂らして吸入するといい。「痛み」に働きかけ冷やす作用があるため、打撲や捻挫など応急処置として足浴、または冷湿布なども非常に有用。
刺激が強いためフェイシャルには不向きだが、ボディへの使用用途は多い。
冷却、血管収縮作用があるので、日焼け後の火照り等にアロエジェルに混ぜて使用するといい。皮脂分泌調整作用があるので、脂性の肌、特に逃避のケアにはサイプレス、ローズマリーとブレンドしたローションで、洗髪後頭皮に使用するのがお勧め。好む人が多い香りのため、プレゼント用のクラフトにも使用頻度が高い。
清涼感のある香りは神経と脳を活性化させてくれ、一瞬でやる気がアップする。同時に沈痛作用も働くので、とめどもない怒りを鎮め、冷静にさせる。
精油の働き
心へ 1怒りによる興奮や疲労した心を鎮める
2 脳を刺激して意識をクリアにさせる。
体へ 1下痢や便秘、吐き気、乗り物酔いをやわらげる。
2 呼吸器系の痛み、頭痛、歯痛、筋肉痛をやわらげる。
肌へ 1ニキビや日焼けの炎症を鎮める。
2 かゆみを抑える。
清涼感たっぷりのミントの香りで
頭をスッキリさせたいとき、集中力を高めたい時におすすめです。
人気の高い精油
ガムやマウスウォッシュを連想する、スッキリとした中に少し甘みのある香りが特徵のペパーミント。メントールの香りでおなじみのミントの精油です。さわやかな香りは高ぶった感情を鎮め、脳を刺激して眠気を覚ましたり集中力を高める働きと意識をハッキリさせる働きがあります。また、鼻づまりや花粉症、吐き気などに作用し、冬は体を温めるとされています。あとお腹の不調に対しても用いられており、乗り物酔いによる吐き気対策としても使われています。冷感作用でエコな涼しさを感じたり、花粉症対策に用いられたりと、幅広く活用されている精油の一つです。筋肉痛をほぐすため、マッサージにもよく用いられますが、非常に香りが強く刺激があるので、使用量に注意します。特に子供への使用は、注意が必要です。また、揮発性の高いメントールの香りは、精油が古くなると失われてしまうので、早めに使い切りましょう。
ミントの中で、ペパーミントはウォーターミントとスペアミントの自然交配種といわれ、アロマテラピーに用いられるのは、ペパーミントとスペアミントです。ヨーロッパでは古代ギリシャ・ローマの時代から親しまれ、ハーブティーとしても人気があります。
【主な作用】
抗カタル、去痰、鎮静、沈痛、鎮痙、消化促進、健胃、麻酔、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、心臓強壮、冷却、血圧上昇、皮脂分泌バランス、皮膚軟化、頭脳明晰
【主な成分】
モノテルペンアルコール類:メントール 35~50%、ネオメントール 2~15% ケトン類:メントン 15~20%、プレゴン ~5% オキサイド類:1.8シネオール 10% セスキテルペン炭化水素類:t-カリオフィレン ~5% モノテルペン炭化水素類:リモネン ~5%、β-ピネン ~3%
そのほか、多数の微量成分が含まれている。
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※モノテルペンアルコール類のメントールには、粘膜刺激作用がある。
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※ケトン類のメントンには神経毒性、プレゴンには肝毒性と痙攣誘起作用がある、
【相性の良い精油】
サイプレス、シダーウッド、ニアウリ、パインニードル、マンダリン、ラベンダー、ローズマリー
【B/F&ノート】
B・F:1
ノート:トップ
【使用上の注意】
刺激性があるので、低濃度での使用がおすすめ。
一時的に月経量が多くなるため、月経過多、多量月経の人は注意。
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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