Botanical lab アロマ エッセンシャルオイル スイートオレンジ 10g アロマテラピー
オレンジ・スイート 柑橘系
Orange sweet
植物データー
原料となる植物/スイートオレンジ
学名 Citrus sinensis
科名 ミカン科
おもな産地 アメリカ、イスラエル、イタリア、コスタリカ、スペイン、ブラジル、フランス
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甘味が強く芳香を持つ果実は、世界中で好まれる。ビタミンBやCが豊富で、
美容健康にも役立つ。
精油DATA
採油方法 果皮の圧搾法 精油の色
揮発度 トップノート
香りの強さ 中~強
香りの特徴
オレンジの皮をむいた時に広がる 淡黄色
甘くフレッシュな香りそのもの。
使い方 主な使用方法
芳香浴をはじめ、幅広い用途に、
オススメブレンド 樹脂、木部、葉や花などの精油
甘美で前向きで明るい気持ちにさせてくれる。
こんな時にオススメ
爽やかで甘いオレンジの香りが、1日の疲れを癒し翌日の活力を与えてくれる。元気に頑張りたい時、ストレスが原因で寝つきが悪く、熟睡できない時。また、消化器系がすぐれない時。
精油の働き
心へ 1気分を明るく元気にし、不安を取り除く。
2緊張やストレスをやわらげる
体へ 1消化不良や食欲不振、便秘などを改善する。
2空気を浄化するので、風の季節によい。
肌へ 1脂性肌の皮脂バランスをととのえる。
2疲れた肌をいきいきと元気によみがえらせる。
疲れた心に、元気と勇気を取り戻す
柑橘系の特徴は、明るい気分にさせ消化器系にうれしい作用がある。
オレンジは柑橘系の中で一番鎮痛・鎮静成分が含まれているので、
リラクゼーション度が高い精油。
柑橘系特有の快い甘い香りで、気持ちをリラックスさせる効果を持つ精油です。また、胃腸の働きを助ける作用で、消化を助けます。
オレンジの語源は、アラビア語で使われていた「ナランジ」からきており、むかしのヨーロッパやアラブでは、オレンジの畑を持つことがステータスとされていました。また、ヨーロッパではクリスマスには魔よけとして使われたそうです。
現在ではオレンジはアメリカの主要な農作物になっています。
ジュース用に果汁を絞る際に果皮から採取するオレンジの精油は、大量にとれるため、リーズナブルです。フレグランスや石けん、食品でも広くて利用されています。
【主な作用】
抗うつ、精神高揚、鎮静、健胃、消化促進、鎮痛、抗菌、抗ウィルス、鎮痙、
【主な成分】
モノテルペン炭化水素類:リモネン90~95% αピネン〜3%
モノテルペンアルコール類:リナロール〜5%
ラクトン類:フロクマリン微量
【相性の良い精油】
イランイラン、サイプレス、シナモン、リーフ、ジャスミン、ジュニパーベリー、
ラベンダー、レモン、ローズ、
【B/F&ノート】
B・F:4
ノート:トップ
【使用上の注意】
刺激性があるので、低濃度での使用がオススメ。
妊娠初期・分娩前後の使用は控え、妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で使用。
アロマテラピーのしくみ
『香り』はどのようにして、人の心と体に影響を与えるのでしょうか?香り(エッセンシャルオイルの成分の分子は、ふたつの経路から人の心と体に作用します。
嗅覚から脳へ
まずひとつは、エッセンシャルオイルの成分の分子が、感覚器(嗅覚)から脳へ伝わる経路です。香りを嗅いだとき、エッセンシャルオイルの刺激は下図のような経路をたどっていきます。
特徴的なのは、脳の中でも「大脳辺縁系」
という、いわゆる「脳の原始的な部分」(感情、記憶、せいよく、直感など本能に関わる部分)に、最初に伝わることです。
そのため、香りを嗅ぐと『気持ちが良い」「好き」「嫌い」といった反応が起きたり、「キンモクセイの香りを嗅ぐと学生時代を思い出す」というような香りに関連した記憶が呼び覚まされたり、感情や気分に影響されることが起こります。
さらに、大脳辺縁系にある視床下部は
自律神経や内分泌系を調節している中枢で
あるため全身の調節にも影響を与えます。
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皮膚や粘膜から全身へ
もう一つの経路は、皮膚や肺などを介して血管に入り、血管循環により全身に伝わる
経路です。皮膚に塗布されたエッセンシャルオイル(キャリアオイルなどで薄められたもの)の成分は皮膚に浸透して、真皮層にある毛細血管やリンパ管に入り、体内を循環します。成分によっては皮膚内で保湿に働くなどの作用をします。
また、エッセンシャルオイルを吸入すると
一部が肺を通過して血管に入り、体内を
循環します。成分の種類によっては局所的に気管支や肺に作用し、炎症を鎮めたり、痰を出しやすくするなどの働きがあります。
そして、血管循環により吸収された成分は、
血流とともに全身の組織や器官を巡ります。そのあとは、肝臓で分解され、腎臓で濾過され、尿の中へと排出されたり、汗や呼気(吐息)便の中にも排出されます。
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- 鼻腔のにおいがを感じる部分にあたる嗅上皮に付着
- 嗅毛にキャッチされ、嗅細胞が興奮する。
- キャッチした情報(嗅覚刺激)は電気信号(インパルス)に変換されて嗅神経に伝わる。
- その信号が脳の中に伝わり、嗅球、嗅索を経て大脳辺縁系という脳の領域に達する。
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そのあと、大脳皮質の嗅覚野に伝わり、におい」として認識される
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エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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