Botanical lab アロマエッセンシャルオイル レモングラス 10ml セラピーグレード アロマテラピー
レモングラス 柑橘系
Lemongrass
植物データー
原料となる植物/レモングラス
学名 Cymbopogon flexuosus(東インド型) Cymbopogon citratus(西インド型)
科名 イネ科
おもな産地 インド、インドネシア、エジプト、オーストラリア、グアテマラ、スリランカ、中国、西インド諸島、ネパール、ブータン、ブラジル
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草丈120cmくらいに成長する多年草。暖かい場所では成長が早く、年に二回収穫する事ができる。熱帯アジアが原産地。産地によって茎が白と赤のものがあるが、精油は白いタイプのものから抽出されることが多い。
精油DATA
採油方法 全草の水蒸気蒸留法 精油の色
揮発度 ミドルノート
香りの強さ 中~強
香りの特徴
湿度の高い森林の中にいるような、 黄色
強烈だがさわやかな印象の、
木々の緑を思わせる香り。
使い方 主な使用方法
ほかの精油とブレンドし、筋肉痛をやわらげるマッサージオイルに。
オススメブレンド ハーブ、樹脂系の精油と相性がいい。
こんな時にオススメ
激しい運動後、疲労が溜まっているとき。夏バテなどで胃の不調を感じているとき。特に不調な個所はないが、倦怠感が抜けないとき。水虫等の皮膚真菌症に。
激しい運動後や疲労が蓄積しているときに、体内に溜まっている乳酸を体液循環を促して除去する作用がある。筋肉痛になりそうなとき、ラベンダー、マージュラムとブレンドして擦り込むだけで、すぐれた効果を発揮する。内分泌系を刺激し、催乳作用があるので、0.5%と薄い濃度で背中をトリートメントすると母乳の出がよくなる。
刺激が強いため芸シャルには不向きだが、収斂作用があるため、たるみケアには向く。抗菌作用がすぐれているので水虫ケアにも向く。香りもいいため虫よけスプレーレシピにも登場するが、刺激が強いので皮膚に直接と付する場合は濃度を低くしてブレンドする。頭皮の毛穴の汚れには、無添加シャンプーにラベンダー、コパイバとブレンドするといい。
スッキリとし力強さがあるレモングラスは、精神を刺激し高揚感をもたらしてくれる。勇気がなく、物事にチャレンジできないときは、ローズマリー、ジュニパーとブレンドして芳香浴をするのがおすすめ。リラックス作用も高いが、香りを嗅ぐことでドーパミンが分泌することから、幸福感とやる気を起こさせてくれる。緊張しやすいタイプの人にもいい。
精油の働き
心へ 1疲労感や不安感、ストレスを解消する。
体へ 1消化を助け、胃腸の炎症を鎮める。
肌へ 1リンパの流れをよくし、セルライトを除去する。
2ハリを与え皮脂のバランスをととのえる。
3 ニキビや水虫などの治りを促す。
レモンに似た、フレッシュでエネルギッシュな鮮やかな香り
レモンよりも強い柑橘系のさわやかな香りがしますが、イネ科のレモングラスから採れる精油です。鎮痛・抗炎症作用があり、マッサージに使えば筋肉の痛みやこりをやわらげ、リンパの流れをよくしてむくみやセルライトの解消に役立ちます。母乳の出をよくするともいわれています。また、主成分であるネロールやゲラニオールには防虫作用があるため、虫よけにも使われます。レモンに似たフレッシュな香りと強力な殺菌作用が空気に働くので、ペットのノミ対策にもなり、ペットのいる家庭にはおすすめです。
西インド型と東インド型があり、東インド型のほうが、特徴成分シトラールを多く含むため、リフレッシュ効果が高いとされます。東南アジアでは、タイのタオムヤムクンをはじめ料理には欠かせないスパイスとなっているほか、ハーブティーにして飲まれています。
【主な作用】
鎮静、鎮痛、痙攣、抗炎症、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、消化促進、健胃、催乳、血管拡張、体液循環促進、血圧降下、収斂、駆虫
【主な成分】
アルデヒド類:シトラール 70~80%(ゲラニアール 35~45%、ネラール 20~35%)、シトロネラール 2~10% モノテルペン炭化水素類:リモネン 2~10% モノテルペンアルコール類:ゲラニオール ~5%、リナロール ~5%
そのほか、多数の微量成分が含まれている。
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※ゲラニアールとネラールを混合したものをシトラールという。抗菌、抗真菌、抗ヒスタミン作用がある。レモンやメリッサを想像する香り。
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※シトラールには眼圧を上げる作用が含まれる。
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※アルデヒド類が多いため、皮膚刺激に注意する。
【相性の良い精油】
コリアンダー、シダーウッド、ジャスミン、ゼラニウム、ティートゥリー、ニアウリ、ネロリ、バジル・リナロール、パルマローザ、ヤロウ・ブルー、ローズマリー
【B/F&ノート】
B・F:1
ノート:トップ~ミドル
【使用上の注意】
眼圧を上げる作用があるので緑内障の人は使用しない。防虫作用もあり虫よけスプレーとして人気がある精油だが、皮膚刺激が強いので低濃度でブレンドする。
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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