Botanical lab アロマエッセンシャルオイル レモン10ml セラピーグレード アロマテラピー
レモン 柑橘系
Lemon
植物データー
原料となる植物/レモン
学名 Citrus limon
科名 ミカン科
おもな産地 アメリカ、イスラエル、イタリア、ギニア、スペイン、ブラジル、南アフリカ
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樹高6mになる常緑小高木。葉は淡い緑色で、白とピンク色の花にも強い芳香が含まれる。一本の木には1,500個ほどの果実が実り、レモンの精油は果実の果皮の部分から抽出される。
精油DATA
採油方法 果皮の圧搾法 精油の色
揮発度 トップノート
香りの強さ 強
香りの特徴
レモンを切ったときに広がる、キリッとした 淡緑がかった黄色
鋭さのある、フレッシュな柑橘系の香り
使い方 主な使用方法
芳香浴に。集中力を高め、空気を浄化する。
オススメブレンド どの精油とも相性がいいが、えぐみのある精油とブレンドするとさわやかな香りとなる。
こんな時にオススメ
脂っこい食べ物やアルコールの摂取が多いとき。通風・結石・糖尿などで食事をコントロールしているとき。疲労が溜まりくすんだ肌に。集中力や記憶力を高めたいとき。
身体の「酸」を中和させ、アルカリ体質に傾ける精油。血液をキレイにし流れをよくするので、生活習慣病予防として、ローズマリー・ベルベノン、ジュニパーとブレンドして特に肝臓・胃・腹部全体をトリートメントするといい。毛細血管の修復をするため、糖尿病で食事療法をしている人(インシュリンを打っている場合は除く)のケアに向いている。
死んだ細胞を取り除く作用があるため、疲労やお手入れ不足のくすんだ肌を透明感ある肌へと導く。しみケアにはセロリ、ラベンダーとブレンドしたオイルかローションでケアするといい。皮膚軟化作用があるので、硬くなった足裏の角質ケア、いぼ、たこ、うおのめなどに湿布するといい。止血作用もあるため、切り傷で出血した場合にもいい。
アセチルコリンエステラーゼ活性抑制や頭脳明晰化作用があり、香りを嗅ぐだけで記憶力や集中力がアップする。やる気が出ない午前中はローズマリー、ジュニパー、ラヴィンサラとブレンドして芳香浴をするとアドレナリン分泌も高まり、心身が活性化してやる気がみなぎる。集中して取り組みたいとき、効率よく仕事をしたいときにおすすめ。眠気覚ましにはペパーミントとブレンドするといい。
精油の働き
心へ 1心の動揺を鎮め、冷静にする。
2 集中力を高め、意識をクリアにする。
体へ 1感染症を予防する。
2 冷え性、むくみを改善する。
肌へ 1血行をよくし、肌の明るさを取り戻す。
2 髪や爪を強くし、成長を促す。
誰からも愛されるお馴染みのフレッシュな香りは
気分を明るくリフレッシュさせ
気分転換にぴったり
レモンのエッセンシャルオイル(精油)は、果実と同じようにフレッシュで、はじけるような爽やかな香りが特徴です。 柑橘系のフルーツの代表的精油です。フレッシュでスッキリとした香りには、意識を高揚させ、理解力や集中力を高め、気分をリフレッシュさせる効果があります。さまざまな感染症を防ぎ、肌の新陳代謝を高めたり、冷えやむくみを改善するなど、幅広い用途に用いられます。20世紀半ばにアロマテラピーの基礎を作ったフランス人医師のジャン・バルネは、研究の結果、レモンの精油には空気中の菌を殺す殺菌作用があると発表しました。
また意識を冴えわたらせてくれて、集中力、記憶力を発揮したい場面でも力強い支えになってくれるレモンは、勉強部屋や仕事場の香りとして大変適しています。ある実験では、レモンの香りを室内に漂わせただけで、仕事のミス発生率が半分にまで低下するという結果がでました。勉強に集中したい受験生の方や、大事な仕事に集中して取り組みたいときには、アロマランプでお部屋に香らせてみてください。この目的で使用する場合は、ローズマリーとブレンドすると特に効果的です。
レモンには優れた抗菌特性があり、フレッシュな香りには心地よいデオドラント効果もあることから、お部屋の空気を浄化し、爽やかに保ちたい場合にも便利に使えるエッセンシャルオイル(精油)です。アロマランプで香らせたり、水(この場合は水道水でOKです)を入れた霧吹きに2、3滴落としてよく振ってから、室内にスプレーしてください。流行が心配なデリケートな季節などには、香りの相性も良いティートゥリー、ユーカリー・タイム・ホワイトとブレンドすると、清潔感ある健やかな空気でお部屋を満たしてくれます
【主な作用】
免疫強壮、健胃、消化促進、肝臓強壮、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、結石溶解、止血、血糖値抑制、抗掻痒、静脈強壮、アセチルコリンエステラーゼ活性抑制、頭脳明晰化
【主な成分】
モノテルペン炭化水素類:リモネン 60~70%、β-ピネン 10~15%、γ-テルピネン 5~10%
セスキテルペン炭化水素類:β-ピサボレン ~5%、ゲラニオール ~2% ラクトン類:フロクマリン ~1.5%
そのほか、多数の微量成分が含まれている。
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※リモネン、β-ピネンには皮膚・粘膜刺激がある。
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※フロクマリンは微量だが光毒性があるので注意する。
【相性の良い精油】
イランイラン、カモミール、カルダモン、サンダルウッド、ジュニパーベリー、ジンジャー、ネロリ、フェンネル・スイート、フランキンセンス、ベンゾイン、リンデン、ユーカリ、ラベンダー、ローズ
【B/F&ノート】
B・F:4
ノート:トップ
【使用上の注意】
光毒性があるため、使用直後の紫外線に当たることは避ける。
刺激性があるため、低濃度での使用がおすすめ。
妊娠初期・分娩前後の使用は控え、妊娠後期、授乳期間中は半分の濃度で使用
エッセンシャルオイルの作用
精油がもたらす作用とは、
植物にとっての芳香物質の役割は、植物が受粉したり種子を選んだりするために昆虫などの生き物を引き寄せる「誘因効果」、昆虫などに摂食されることを防ぐ「忌避効果」、カビや有害な菌の発生を防ぐ「抗真菌・抗菌効果」など、さまざまなものがあると言われています。
このように、種を保存して行くために植物が作り出した天然の化学物質を集めたものが精油です。1種類の精油につき複数の成分が含まれていて、多様な効果を併せ持っています。
精油のさまざまな作用のうち、中でも特に身近な作用を紹介します。
鼻やのどがつらい時に
呼吸器系機能調整作用
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鼻やのどなど、呼吸器系のトラブルを改善します。
代表的な精油
フランキンセンス、ユーカリ、タイムリナロールなど
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ストレスに強い心と体に導く
抗ストレス作用
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心をざわつかせる原因となる、ストレスへの抵抗性を高めます。
代表的な精油
ラベンダー、ベルガモット、プチグレンなど
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心身をリラックスさせる
鎮静作用
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神経系のはたらきを鎮めて、心身をリラックスさせる作用です。
代表的な精油
ラベンダー、サイプレス、イランイランなど
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胃腸のはたらきをよくする
消化保進作用
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胃腸の働きを活性化し、消化を助けます。
消化器系の感染症を予防する。
代表的な精油
レモン、ペパーミント、オレンジなど
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細菌やウイルスの増殖を抑える
抗菌・抗ウイルス作用
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細菌やウイルスなどの増殖を抑える作用。風邪の時期に活躍します。
代表的な製油
ティトゥリー、ユーカリ、レモンなど
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つらい痛みを和らげる
鎮痛作用
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痛みを和らげてくれる作用、関節痛などの痛みにも。
代表的な製油
ラベンダー、ローマンカモミール、マジョラムなど
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自律神経のバランスを整える
生体リズム調整作用
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自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを整え、睡眠、血管、体温、内臓の働きなどを正常化する。
代表的な精油
ラベンダー、ゼラニウム、レモン、フランキンセンスなど
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炎症を抑える
抗炎症作用
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肌荒れを抑え有害物質や刺激などによる炎症を緩和します。血行を促し、リンパの流れを良くする。
代表的な精油
ラベンダー、マジョラム、ジャーマンカモミールなど
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ホルモンの分泌を調整
ホルモン調整作用
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生理痛、月経前症候群(PMS)、更年期障害などの症状の改善にはたらきます。血行を促して体を温める。
代表的な精油
イランイラン、クラリセージ、ローズオットーなど
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皮膚の潤いを保つ
皮膚細胞活性化作用
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細胞の新陳代謝を促す作用。
血行を良くし肌に弾力を与えしわやたるみを防ぐ。
代表的な精油
ネロリ、サンダルウッド、フランキンセンス、など
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天然の虫除け効果
虫除け作用
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虫を寄せ付けない作用。精油に含まれる蚊、ダニ、ゴキブリなどが嫌う成分が虫除けとしてはたらきます。
代表的な精油
レモングラス、ゼラニウム、ユーカリなど
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尿の排泄を促し、むくみを解消
利尿作用
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体の中の余分な水分を、尿にして排出することを促す作用です。体内脂肪の燃焼を促して老廃物を排出させて
代表的な精油
ジュニパー、グレープフルーツなど
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